お兄ちゃんだなぁ

 昨日、例によってスーパーへ買い物に行ったとき、先にドラッグストアに寄ったのです。レジがちょっと混んでいて、ぼへーっと待っていたら、どうやら私の前に並んでいるのは、私より若そうに見える女性だが、その横に3人の子供たち。カートの子供が乗るためのイスに男の子が、もうちょっと大きい男の子と女の子が立って、お母さんの買い物が終わるのを待っている。よくよく見ると、カートに座っているボクちゃんは、カート越しにお兄ちゃんに抱きついていて、お兄ちゃんはその背中をナデナデしている。ママの買い物が長くてぐずりそうなのを、なだめている感じ。一方、お兄ちゃんの左手は、妹らしき女の子の手をしっかり握っているのでした。
 普段から、良く弟妹の面倒を見ていて、弟妹もきっとママよりお兄ちゃんの言うことをよく聞いてしまったりするんだろうなぁ。勝手な想像。お兄ちゃんは、見たところ小学5年生とか6年生くらい。あのくらいの年齢だったら、お母さんのお買い物についてきてお手伝いするより、友達と遊びに行きたい年齢なんじゃなかろうか。
 そういえば、私の「お兄ちゃん」である長兄も、そうベタベタしてはおりませんでしたが、病気になってしまった父の代理をさせられておりました。私が幼稚園のときの運動会、本当はお父さんと一緒にペアでカケッコをするところ、長兄とペアを組んでいる写真がどっかに残っています。いやー、当時、たぶん高校生くらい?の長兄、よりによって父親代わりとは、なんだか泣けてきますな。