いてぇ

 花梨は夕食が終わると、自らケージに入って寝るようになりました。昔はちゃんと
「ハウス!」
のかけ声と共にケージに入らせて、ちゃんと入り口を閉めていたんですが・・・。いつからだろう?ケージの出入り口を閉めなくても大人しく寝ているので、そのうちいちいち締めるのを止め、開けっ放しの扉がジャマなので取り去り、そのうち花梨はケージじゃなくて母の布団の上とか板張りのところなど、気温に合わせて寝たいところで寝るようになり・・・。そのうちケージは、私と母に、こっぴどく叱られたとき(相当悪いことしたな、そりゃ)の逃げ場所として機能するようになりました。ケージの中までは追いかけてこないだろうという、花梨の浅はかな考え。ところがドッコイ、本気で叱るモードのたじんこ様は、地獄の果てまで追っていくのだ!
 って、何の話を書こうとしていたんだっけ?あ、そうそう。
 で、しばらく無用の長物と化していたケージ、最近は花梨が活用しておりましたが、今日はまたパターンを変えて、私のロフトベッド下の寝床に丸くなっていたのです。あーら、今日はこっちで寝るのー?と声をかけ、カワイイ花梨のために毛布をかけてやろうとしたらですね、ロフトベッドの縁に頭をぶつけました。
 まったくもって自分が悪いのですが、でも痛い。地味にダメージを受けました。
 単に、家具に頭をぶつけただけの話にこれだけ字数を費やしました。