新発見

 『愛の流刑地』を観ました。DVDにて。ツタヤディスカスで、洋画で観たいものは大方見尽くしたので、あまり見ない邦画でも観るか、ってことで。なんつーかまぁ、「死にたくなるほど人を愛したことがありますか。」というコピーに対しては、「ありませんよ。」って言いたくなるほどですので、登場人物に共感ってのは一切ありませんけど、別の発見がありました。
 検事役にハセキョーこと、長谷川京子さんが出演してるんですが、ハセキョーがこんな色っぽい人と思わなかった。ドラマも邦画も観ない私ですので、演技しているというか、動いているハセキョーを観るのは、ほぼ初めてだったのです。ただ、原作は読んで無いんだけど、ハセキョーハセキョーの上司がかつて不倫関係だったことも、映画のストーリーで出てくるんですが、ちょっと余分だったかな・・・。もしかして、トヨエツと寺島しのぶの激しい恋(役柄上でだけど)と、かつてのハセキョーの不倫がリンクして、ハセキョーが次第に主人公に理解を示すというところを表現したかったのかな、とも思ったんですが、なんか中途半端っすよ。2時間ちょっとの映画の時間内でちゃんと語りきれないなら、最初から省いてしまえよ、と私は思います。
 雑誌なんかでは、長谷川京子さんを何回も観てるけれど、普通にキレイな人っていうイメージしか持ってませんでした。いやー、邦画もたまには観るもんだな、と思いましたね。
 ストーリー自体は、
「あー・・・、渡辺淳一ワールドだわー・・・。」
 特に冬香は、渡辺先生が良く書くタイプの女性そのまんまですね。