言わないけど書く

 殿こと開発部のM氏と内線で話していたところで、とある部品が割りと高い単価だったので、
「俺がせっかく色々考えてコストダウンしたのに、この部品1個ですごいアップだよバカヤローって思ったでしょう。」
「うん、思った。これ、今回は仕方ないけど、次は使うの止めよう。でも、板金を変更しなくちゃならないな。」
「板金の加工は、社内か・・・。Nさん(友人M)が泣いちゃうかも。」
「泣くね。でも大丈夫。Nさんは、俺のことを好きだって言ってたから。」
「ほほう?」
「こないだ、後ろからそーっと抱きついてきたからさー・・・。」
「ちょっと待て。それは妄想だろ。」
「うん、そう。」
「お昼休みにいつも一緒にご飯食べてるから、Nさんに伝えておくよ。」
「おいおい、待て待て。そういうことは言わないのが大人だろ。」
「ううん、あたい、図体は大きくても、中身はガキンチョだから、そういうのは言う。言いたい。」
「黙っとけ。いいから黙っとけ。お願いします、黙っていてください。」
というわけで、言わないけど書いといたよ。コレ読んで、友人Mが、
『はあぁぁぁぁ!?誰が誰に抱きついたんですてぇぇぇぇ!』
ってビックリしますように。今日もいいネタをありがとう。