本日の映画

 恋愛モノは基本的に苦手だけど、これはなんとなく好きで何回も観てる。

イングリッシュ・ペイシェント [DVD]

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 レイフ・ファインズって言いましたっけ?この俳優さん、こういう役が似合うったらない。最初のうち、人妻キャサリンに対して冷淡なんですよ。ちょっと失礼っていうか。レディファーストが行き届いているはずのヨーロッパの男性陣の中、やな奴!のアルマシー(レイフ・ファインズ)。でも実は、キャサリンのことが気になるが故に、しかし彼女は人妻な故に、距離を置こうとしていたのかもしれません。ナンヤカンヤで、結局結ばれてしまう二人。しかし、夫を裏切っていることに限界を感じ、キャサリンから別れを告げられます。動揺し、周囲に迷惑をかけるアルマシー。最後の最後、アルマシーがプレゼントした指貫を肌身離さずキャサリンが身に着けて、別れた後もアルマシーを愛し続けていたことを知り、泣くアルマシー。しかし、二人の本当の別れの時は近づいていたのでありました・・・。
 という、二人の恋愛(不倫だけど)を軸に、他の人の恋愛模様も絡んで、戦争も絡んで、中々面白いと思うのであります。この映画に出てくる登場人物、誰もがそれぞれ良いんですよ、私にとっては。登場人物が多いわりに、それをあまり感じさせず、没個性になるキャラもいなくて、映画のことはあんまり詳しくないけど、脚本とか映像の作り方とか展開のさせかたが、すごく良いんだと思う。
 もともと原作があるんですよね。ちょっと読みたいかな。
 しかし、別に不倫がしたいわけじゃありませんので、念のため。