花梨

　今日は、花梨を獣医さんに連れて行きました。狂犬病の予防接種です。
　え？今頃？って思うでしょ。そうなんです、今頃なんです。これは、私というか花梨がお世話になっている獣医さんの方針でそうなっているのです。詳しい説明は割愛します。
　あとは、最近花梨がお腹のあたりを後ろ足で掻く仕草が気になるのと、ノミ見つけちゃいました、って話をしました。花梨は、乳腺腫瘍と思われる小さなシコリ（何個も小さいのがある）の他に、ここ２・３年で脂肪腫と思われる膨らみが、お腹のあたりに３個くらい出来ています。そして、右側のプヨプヨの脂肪腫が、割と大きくなってきているのです。どうやら、それが大きくなってきたために、花梨自身が、
「なんかここ、邪魔なものがある･･･。」
と気にして、後ろ足で掻いて落とそうとしているのではないか、ってことでした。痛かったり痒かったりしたら、もっと噛んだり掻いたりして、傷になっているはず。だけど、そうじゃないってことは、特に痛みや痒みではないでしょう、とのこと。
　乳腺腫瘍にしてもそうなんですが、花梨はもはや老犬だし、若いときは原因不明のテンカンっぽい発作を何回も起こしているので、麻酔とか手術という負担はかけない方針です。ただ、あまりに腫瘍が大きくなって破裂に至るようであれば、手術は必要なんですけど。
　脂肪腫はともかく、乳腺腫瘍に関しては、避妊手術していたら避けられたであろう病気なだけに、やはり若いうちに手術しておくべきだったか･･･と思うのですが、それは今になって思う結果論であって、花梨が若いときは発作の方が問題で、原因が分からなかっただけに、将来の病気も怖いが、無理に麻酔・手術という負担を花梨に与えて、その結果が最悪な状態に至ることの方が怖かったのです。
　未だに、花梨にとってどちらの選択が良かったのか･･･。悶々とする日々です。
　でも、花梨はすっごく元気です。散歩はウキウキ、ご飯はモリモリ。花梨が幸せでいてくれさえすれば、他はまぁ、どうでもいい･･･。