頑張れ

 最近、日記のネタをたくさん提供してくれる「殿」こと開発部のM氏ですが、仕事が忙しくなると週末に自宅に帰れなくなるそうで、ションボリ。殿は単身赴任なのです。
 傍から見てると、単身赴任のオトーサンって大変だよなぁ、涙ぐましいなぁ、って同情します。しかし、お年頃のお嬢さんは、そんなことちっとも考えない。私もお年頃のときは、分からなかったなぁ。そんなもんです。
「ま、社会人になって、数年働いたら、殿の苦労を分かってくれて、優しくしてくれるよ。」
「そう?そうかなぁ?」
って本気で聞き返してくるあたり、殿は娘に振り向いて欲しくて必死です。ぷぷぷ。
 さて、殿の奥さんが殿にメールで、
『今日は娘が料理を作ってくれたわ。やっぱり娘は良いわね。』
という自慢をし、殿が
『俺が家にいるときにも作ってくれって伝えてくれ。』
と返信したら、
『やだー、と申しております。』
という返事が来た、と愚痴ってました。おいおい、娘さん、もう少しオトーサンを労わってやれよ。気持ちは分からないでもないけど、ぷぷぷ。よほどショックだったのか、話すだけじゃなくて、わざわざ携帯を取り出して、件のメールを見せてまで愚痴ってました。
 あなたのオトーサンは、あなたのことが可愛くて仕方なくて会社で自慢ばっかりしてるし、こないだは間違って持ってきたプリクラをわざわざ見せて俺に似て美人!って強調してたんだよー。・・・と教えてあげたい。息子はいい奴だ、って言ってたけど、その割りにあまり話題に上らないほどに娘が良いらしい。頑張れ殿。