DVDとか

 『三国志』が観終わってから、また欧米もの(?)が観たくなって、コレ。

クローザー <サード・シーズン> コレクターズ・ボックス [DVD]

クローザー <サード・シーズン> コレクターズ・ボックス [DVD]

 刑事ドラマです。今、第2話まで観たところ。実際の犯罪は、そんなにさっさと解決しなかったりするんだろうけど、勧善懲悪っていうか、最後に悪人が懲らしめられる話が好きみたいですね、私。
 三国志といえば、今、少しずつ読んでいるのがこちら。

諸葛孔明〈下〉 (中公文庫)

諸葛孔明〈下〉 (中公文庫)

 いわゆる「三国志演義」は、史実を基にドラマティックに話を盛り上げているので、そういうのに比べたら地味に淡々と書かれている様に感じます。この小説によれば、諸葛孔明という人間は、情報をいち早く入手し、それらを活かすことに長けていたために、何かにつけて先手を打つことができた、という風に描かれています。なるほど。
 こうやって、色々比べてみるのも楽しいね。ただ、三国志では、諸葛孔明の次に気になるのは曹操だったりするんです。三国志というのは、どうしても一番小国であった蜀を中心に描かれているので、曹操は悪者に描かれてしまっている。しかし、単なる悪人ではないはずで、曹操(魏)の立場からの物語ってのも読んでみたいもんです。
 でも結局、曹操の死後は曹操の子孫が国を継いでいくものの、司馬氏が国を乗っ取ってしまうわけで、歴史は繰り返すって、こういうことかね、とも思えます。