終わった

 本当に終わった・・・!プリズン・ブレイクの、最後の最後にオマケの1枚。ファイナルシーズンの最後に、あれれ?マイケルさん!っていう場面があったのですが、その謎の答えがこのお話に入ってます。たださ、全体に、ちょっと無理やり付け足したって気がしないでもないんですよね。そもそも、サラが逮捕されて、いきなり刑務所に入れられてしまうところからして、???だし。
 このシリーズの後半では、マホーンも好きでした。FBIのときの部下(女性)を、FBIを離れた後も何かと頼りにしていて、その部下はきっとマホーンのことが好きなんだわ、とかなり最後の方でやっと気づいて(そのあたり、私は鈍い)、途中まではマホーンがそれに気づいているのかいないのか、とにかく自分のことを好きな女を利用するだけ利用して、このバチあたりめ!とか思いましたが、それでもやっぱり好きなキャラクターでした。
 しかし、このシリーズで一番すごかったのは、ティーバックでしょう。目が据わってた。すごい迫力でしたよ。

幻影師 アイゼンハイム [DVD]

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 エドワード・ノートンって、気になる俳優さんの一人。『ファイト・クラブ』が、一番一般的に知れている作品なのかな。ブラピも出演してましたしね。エドさんは、演じる役によって相当印象が変わりますね。『アメリカン・ヒストリーX』なんてね、アンタ誰?みたいな変貌ぶりで。
 さて、このアイゼンハイムは、ストーリー自体は良くあるタイプの話です。身分違いの幼い二人の淡い恋は、大人によって引き裂かれる。やがて成長して再会した二人は、やはり惹かれあい・・・、しかし女性の方に婚約者がいて、しかもそれが皇太子ってことで、しかもその皇太子ってのがクセのある人物で。頑張れアイゼンハイム!
 イリュージョニストって、原題みたいですね。イリュージョンといえば、プリンセス・テンコーなんじゃないの?と思った途端、映画の余韻は吹っ飛んだ。あの、アイラインくっきりな顔が思い浮かびました。
 映像が、ちょっと幻想的な雰囲気を含んでいて、休日の午後にまったり鑑賞するのにいい映画です。ストーリーが奇抜じゃないから、編み物しながら、ぼへーと観ていても、
「あれ?やだ、分からなくなっちゃった、今何が起こってるの?」
と見失う心配が無い。