ニャンコ

 会社の荷物積んであるところに、ネコが子猫を運び込んでました。そんなところで子育てしないでー!っていうか、ちゃんと育ててくれればいいけど、育て切れなくて放置された子猫が、気づかれずに悲惨な状態になって発見されたということが、私の記憶にあるだけでも2回くらいあるので、子猫を箱から出して、その箱に親猫ともども二度と入れなくする、ということをしていました。箱から出した子猫は、まだ目が開いてないの!
 母ネコは、私の姿を見るなり逃げていってしまって、
「母ネコが子猫を引き取りに来なかったら、結局私が引き取ることに・・・?4匹もどうすんだオイ。なにしろ、うちには花梨がいるからなー。あいつ、ネコと一緒に暮らせるかしら?相手がこんなに小さなネコなら・・・。でも、あいつは今まですっごく大事に育ててきちゃったから、こんなライバルが出現したら、すっごいストレスだろうな。そうでなくても心臓弱ってるし、ストレスは大敵って言われてるんだから・・・。しかし、このまま放置というわけにも行くまい。夜は家につれて帰って、きっとこの大きさだとミルク飲ませなくちゃ。うわー、まさか今日徹夜?いっそ明日は有給休暇?で、育てて避妊とか去勢して、貰い手探す・・・と言ったって、ネコの貰い手なんて中々見つからないよなぁ。4匹もネコ飼うことになったら、私もうお買い物できない・・・。」
と、めくるめく妄想の世界に浸っていたのですが(仕事しろ)、ちゃんと母ネコが子猫を他の場所へ移動させてました。やれやれ。でもしばらくは油断できんな。