なつかしの
- 作者: 吉田聡
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/04/23
- メディア: コミック
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わーお、懐かしい!こんな本を見つけたので、読み返しています。あ、私が持っているのは、この完全版じゃなくて、普通のコミックスの方です。この漫画の主人公である江口くんは、別名を『手芸のえっちゃん』と言い、手芸部の部長もやっているのです。ツボな設定だわ。コワモテの暴走族のリーダーが、実は手芸の達人とは。
津山さんという、手芸部の副部長が可愛くてねぇ。というか、この漫画に出てくる主なキャラクターが皆好きなの。権田君も好きだし。
で、この漫画では、特に後半に向かっては、津山さんと江口くんが、いつちゃんとカップルになるのかしらね早く告白しちゃいなさいよ江口君たら、というのが楽しいところなのです。
私、どうも、そういうのに弱いみたいね。アメリカの連続ドラマ「ボーンズ」にしても、さらに遡って「X−ファイル」にしても、主役の男女がお互い憎からず思っているのに、ちゃんと恋人同士にならないっていうシチュエーション。でも、誰よりも強い信頼関係で結びついちゃってるっていうね。単なる友情ではなく、かといって恋愛感情だけで片付けられない結びつき。
んで、何回も読んでる漫画なんだけど、これを読んでいた当時は中学生とか、せいぜい高校生になったところだったように思うので、アラフォーな今の私が読んだら、また新しい発見があるやもしれません。何年経っても、なんか読んで楽しい気持ちにさせてくれる傑作です。