怖い話

 今日の日記は、ちょっと怖いというか、イヤな話なので読むのを覚悟するように。虫が嫌いなアナタは、すぐに読むのをやめたほうがいいですお。

 さて、昨日は天気が良かったこともあって、思い立って物置の片づけをしました。かつて次兄が一旦戻ってきたとき次兄の部屋を空けるために、かつて次兄の部屋だったところにおいてあった本などで、まだ手元に置きたいぶんは段ボールに適当に詰めて物置に放り込んでおいたのです。いつかちゃんと仕分けて片付けしないとなーと思いつつ現在に至ってました。それを、ちゃんと片付けようと。売れるかどうか分からないけど、ブックオフに持ち込む分だけでも分けようと。
 段ボールに入れてしまうと、中が分からないので、一つ一つ取り出しては中を確認。途中までは順調でした。で、さらに奥の段ボールも確認しようと、大き目のを取り出しました。中身は何かな?とあけてビックリ。雛人形でした。
 雛人形は、家の中の押入れに分散して仕舞ってあったはず。もう、20年以上は出してない(オイ)けど・・・。それが、ナゼここへ?
 たぶん、次兄が同居していたとき、自分の持ち物の置き場所が確保できないため、勝手に棚や押入れのものを移動していたことがあったので、奴が犯人ではないかと。大昔に見たときは、もっとキレイに収納してあったはずなのに、大き目の箱に上も下もない状態で放り込まれていて、保存も何もあったもんじゃない。
 さらに怖いのはね・・・、大丈夫ですか?本当に読んじゃってもいいの?怖いよ、怖いよ???・・・じゃあ言うけど、その雛人形が放り込まれていた段ボールね、ゴキブリの巣になってました。最初は雛人形が入っていると分からないほど、ゴキの糞にまみれた状態で(かろうじて包み紙も少しあったけど)、ゴキがワサワサワサーって。
 物置の中は、まだ割りと新しいこともあって、ゴキの気配すら無かったの。他の段ボールも全部無事。雛人形の箱だけが、中がえらいことになってた。もうね、一人、庭の片隅で「ギョええええええええおええええげろげろげー!」って鳥肌立ててた。しかも、しかもゴキのミイラもかなり出てきた・・・。
 もうね、雛人形なんて、かなり悲惨な状況になってましたよ。だって、さかさまに放り込まれたりしてるんだもの。そりゃ、何十年も仕舞っとくだけだったけど、これはないだろう〜って入れ方。っていうか、食べ物じゃないのに、雛人形に何を糧にしてゴキは生きていたのだ?
 とりあえず、雛人形を1つずつ出しては「大変申し訳ない・・・。」と謝りつつ、なるべくゴキの糞なぞを落とし(でも、顔にしみが出来ちゃったり、あるいは着物もどうしようもない状態に)、着物用しょうのうを出してきて、ビニール袋に入れて、きれいな箱に入れなおしました。しかし、あれはもう出せないな・・・。
 他のものだったら、迷わず捨てるところだけど、さすがに人形ばかり何体も、やたらな処分は出来ませんね。ちゃんと供養しないと。
 っていうか、雛人形は、毎年ちゃんと出さないとダメだっていう話ですね。それにしても次兄め。(いや、犯人かどうか分からないけど、他に思い当たらないの。自分が小学生のときに出し入れしたときは、親にうるさくいわれて、仕舞ってあったのと同じように、薄紙に包んで一体ずつちゃんと並べて仕舞ったように記憶してるので。あんな投げ入れはしてないし。)