小太郎さんとの日々のはじまり


 花梨との別れから2ヶ月ちょっと。なのに、申し訳ありません、やっちまいました。ホームセンターのペットコーナーで目が吸い寄せられて膝から崩れ落ちるほどに衝撃を受けた出会いを経て、我が家にビーグルの子犬がやってきました。レモン&ホワイトカラーの小太郎さんです。男の子です。8月16日生まれです。
 ペットショップから連れ出すときには暴れてピーピー鳴いて、人攫いの気持ちが味わえましたが、今はおとなしく寝ています。ビーグルはね、抱っこされるより遊びたいんだよね、そうだよね・・・。花梨が身をもって教えてくれたことを教訓として、頑張って育てます。
 花梨のことを思い出すと今でも泣けてくるほどなのに、なぜ子犬を飼おうと思ったのか、私自身、まったくもって分かりません。今回ほど自分が良く分からないと思ったことはない。けど、畏れ多いことをしたし、大丈夫かなぁという不安は少しあるけれど、小太郎さんを飼う決意に後悔はございません。
 ワクチン接種がまだなので、外には出せませんが、私の部屋の、以前は花梨の寝床だったところに、これまた花梨のお古であるゲージを設置してしばらくはここが小太郎さんのお部屋。ペットショップの人は1週間はゲージから出さないでくださいって言ってたんですが、既に今日、ゲージから出て私の部屋の中で遊んでます・・・。だってビーグルだし子犬だし、遊びたいのにゲージの中だけでなんて無理だよ。小太郎さんにストレスが溜まっちゃう。なので、短時間だけど部屋でちょっと遊んで疲れさせるといい感じ。
 それにしても、花梨も同じくらいの月齢で譲ってもらって育て始めたのに、母が中心で育てたせいかどうか、私は花梨の小さいときの様子をすっかり忘れてしまっています。イタズラはすごかったよなーというのを覚えているくらい。
 さて、小太郎さんはどんな子に育つでしょうね。パピーだからもちろん、それなりにイタズラというか色々なことに興味シンシンですけど、なんとなーく小太郎さんはおっとりしてる性格に思える・・・。
 しばらくは小太郎さんに振り回されます、私。